新年度が始まったかと思えば、もう4月末です。
時が流れるのが早すぎます。。。
さて、2~3月頃にやっていた案件の話になりますが、
海野宿での修理工事、清水屋の他にもう一件ありました。
それは古本カフェ「のらっぽ」さんの店舗が入っている海野宿丸屋さんの屋根工事です。
旦那さんの海野宿での工事、令和3年度中はこれで3件目
海野宿丸屋さんの建物については私共2014年頃から色々と関わっておりまして、2016年には、
現在、丸屋さんの一部を借りて営業している古本カフェ「のらっぽ」さんの店舗デザイン&工事をさせて頂きました。
それ以降は、店舗関係で何かあれば、都度、旦那さんが対応してきたのですが
昨年(2021年)10月頃、建物の屋根瓦が御蔵小路に落ちたそうで、
のらっぽの店舗オーナーさんではなく、建物の所有者Sさんより屋根の件で相談がありました。
丸屋さんの建物、以前(いつごろか分かりませんが)屋根の保存修理工事をしてあったそうです。
なのでSさんは、以前保存修理工事をしてもらった建設会社に屋根の修理見積もりを出してもらったのですが、
その金額をみて少々戸惑われ、、、
古本カフェの工事をしたうちの旦那さんに相談。
私共でいつもお願いしている屋根屋さんに状況を見て頂き、
最終的にはうちの旦那さんが屋根修理を請け負う事になりました。
修理前 現況↓大棟の状況です。
よろしくない状況です。。。
割熨斗瓦が、ずれてガタガタ。。。
これでは風が吹いて瓦が落下してもおかしくない状況です。
こちらは気抜き部分。
土居のしが既にない・・・
恐らくこういう所の瓦が御蔵小路に落下したものをみられます。。。
ちなみに
令和4年1月1日より、屋根に関する法令が改正されまして、瓦屋根の緊結方法が強化されました!
古本カフェの冬季休業中(2月下旬頃)に工事が為されました。
御蔵小路に足場を設置。
近くの保育園児の散歩コースにもなってますので安全対策をしっかりします。
この頃、丸屋さんの近くで清水屋さんの修理工事をしていたので、その足場からちょうど丸屋さんの屋根工事が見えました。
耐震施工されているのが分かります。
棟の耐震金具施工中。
(ちなみに大棟は京箱角桟伏間瓦)
大棟修理工事 完了です。
↓ ↓ ↓
工事が一段落した後、古本カフェ「のらっぽ」さんは冬季休業を終え、
今年の営業を再開されました☆